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俺の割烹 銀座本店 [食べ歩き]

六本木で観劇する前に、昼兼晩御飯をしようと
あらかじめ予約をしての訪問です。

銀座駅からよりは新橋から歩いたほうが近い・・・かな?
みちすがら、俺の「焼肉」「焼き鳥」「フレンチ」・・・。
いつの間にこれだけお店が増えたのでしょう。

それはさておき、場所は高級寿司店として有名は九兵衛の真向い。
15時少し前、やたらと人が集まっていて
なにやら異様な雰囲気と思ったら、そこが「俺の割烹銀座本店」でした。

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店前にはこんな板前さんの名前と修行場所がどどーん!と表示され
左端には予約の2階席で催される「本日のJAZZ」の面々が紹介されています。
トリオなのね。ボーカルなければ、おしゃべりはできるねなんて友人と話しながら
異様な雰囲気に溶け込んでみました。

15時ちょうど。
店内から店員さんがようやく現れ、予約の有無で人を分ける。
そして、予約した順番に店内へ案内するとアナウンス。
ようやくそこで、なんとなーく人の集団の整理がついたかな??

俺のAOYAMAでは入店前に店員さんが
本日のおすすめをスーパーのタイムセールのご案内のごとく声を張り上げ、説明するけれど
さすがに、銀座の路上でそれはやらないらしい。

名前を呼ばれ席に案内され・・・
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こんなぺろりとした紙にメニューが印刷されています。
写真は本日の500円メニュー・・・
このほかにもう一枚の紙そして店内に黒板とドリンクメニューがざざっとテーブルに置かれています。

贅沢を言えばもっと和書体の文字を使ってほしかったかな。
割烹と言っているから。

鮑はAOYAMAで食べそこなったので食べようと
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鮑の奉書焼きを注文。
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紙を開くと鮑の貝殻の中に雲丹、ホタテそして鮑がワカメの下に埋もれているらしい。
最初は何も味付けなく、少しして胆のソースをつけてどうぞと言われて
その通りに食べてみたが・・・ソース無くてもいいかな。

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黒板のメニューから和栗のすり流し。
すり流しってなんだ?と注文前から気になっていた。
最初お皿には真ん中のベージュの物体とシメジしか無かった。
そこに、暖かい出汁です。とどばーっと投入される。
真ん中は栗のアイスなので、周りの暖かい出汁とのコントラストを
お楽しみいただくお料理です。かきまぜないでそっとお召し上がりくださいと説明された。

ちなみに栗は一つしか入っていない。
そんなことを知らない友人とあたしは、栗感じる?と言いながら
スプーンでスープのようにいただいていた、たまたま友人のスプーンに転がり込んだ
栗。半分になんて分けられない。
代わりと言ってはなんだが、入っていた生麩はNAOちゃんにとありがたくいただいた。

腹減りなのに、がっつけない料理。

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イチヂクのゴマあえ。
っていうか、ゴマソースがふわっとかかっている感じ。
イチヂクも熟れる寸前なので、触感を楽しむだけ。
ゴマもさほど感じられず、もう少しどちらかに振り切ってほしい。

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雲丹とフカヒレの茶碗蒸し。
フカヒレもあるよ!食べようと注文。
フカヒレ自体にはそもそも味なんてないものだから
出汁が一番わかるかな~と思っていたんだけど・・・。
和栗~とは違う出汁。それはわかった。
でも卵フワフワでおいしい!ってものではなかったし。
茶碗蒸しにフカヒレを乗せる意味があるのかな?
私は吉宗の茶碗蒸しの方が好き。
ここは丼で?茶碗蒸し!っていう量出てきちゃうけど。

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あらかじめブログなどで見ていて評判の良かった
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カニクリームコロッケ。
こんな小さいの2つで500円?コロッケに?って思ったけど
中はカニしか入ってない。
サクサクで美味しかった。

最初にビールを飲んだので、じゃぁ日本酒いっとく?
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と利き酒セットを注文。七田(しちだ)という佐賀の酒蔵のお酒種類でした。

店員さんに飲む順番を教わり、利き酒をしようと「お水もください」と言ったら
変な顔された。
「次々飲んだら、味わかんなくなるでしょう?だから一度水を飲むのですと」
説明しなくちゃいけないのかなぁ?
ここで働く方々は他の割烹等で食事されたこと無いのかしら?
と端々で思った。

日本酒と言えば、東北または北陸のものしか口にしてこなかったので
九州の日本酒は初めてだなぁと思いつついただいてみたけれど・・・。
・・・なんか違う。不味くないけど、これこのお店の出汁消しちゃわない?
という感想。

350mlの日本酒の瓶が1000円近くしたり・・・。
飲みなれている「久保田千寿」もあったけれど、酒代+990円という謎の価格設定でした。
持ち込みじゃないのに何故持ち込みと同じ料金取られるのか腑に落ちませんでした。
悪酔い防止なのかしら?飲み物に関しては不満が残ります。

ま、本日はこの後観劇が待っているので
アルコール注入しないほうが座席で爆睡しないで済みますが・・・。

もう少し何か食べるか・・・と追加注文。
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ぶりの南蛮漬け。
ピクルス好きな私はこの味が好み。
ちょいと甘目で、ピリリともしないけれど・・・
チマチマおいしくいただきました。

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本当は鳥とキノコの土鍋ごはんを注文しようとしたら
女性2名では食べきれないと思われますと止められました。
なんと2~3合ほどの米量なんだそうな。
もともとあまり米は食べないので・・・無理だな。と即決。
そして、ももちゃんが選んだのが「焼きサバ寿司」
サバは私も好きなんだけど、身体が嫌がる。
蕁麻疹だらけでこの後過ごすのも嫌なので、一口食べる?と
友人は言ってくれたが、心を鬼にしてやめておいた。
醤油をつけずにどうぞ、と言われただけあって
サバは塩気が強く、酢飯はちょい甘目だったとは友人談

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サバを諦めたので、カラスミ蕎麦を注文した。
他の方々の写真でみるともっと大皿と考えていたけれど
「ん?これだけ?」という上品な量でした。
よくかきまぜて、蕎麦にからすみをまぶしてお召し上がりください。
と言われその通りにガシガシ混ぜていただく。
蕎麦ツユはついてこない。
食べてみると、カラスミが濃厚でチーズのような感じ。
蕎麦というよりも冷製のパスタを食べている感じ。
混ぜる前に蕎麦だけ食べてみたらよかったなぁ。
すべてカラスミ味になってしまって、蕎麦は食感だけ。

友人は「この蕎麦、GINZA5の俺の蕎麦の食感に似てるね」と
言っていたが・・・はたしてどうでしょう?
あの時は夜限定のヨモギ蕎麦だったからなぁ。
覚えてないや。
また今度、蕎麦食べにハラペコの時に行ってみよう。

そして、最後に追加注文でやっちまったなと思ったのが
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鯛の山椒焼き。

・・・なぜやっちまったと思うのかと言えば
大きいんです。
サバ寿司も食べて蕎麦も食べて、そろそろ満腹だなと
思っていた時に尾頭付きでどーだ!と登場。

焼き魚というよりは蒸した魚という感じで
身がホクホクほろほろで身だけを食べると、甘い鯛味
山椒が感じられないので、煮汁のようなお魚の周りのものにつけて食べる。

魚が上手に食べられないアタシは、友人が骨も含めてやさしく
身を解してくれました。
女子力高いよ!ももちゃん。

さて、これだけ食べてしめて10605円
ちょっと高めの居酒屋ってイメージ。
605円は座席+ミュージックチャージ。

座って食べられたけども・・・
JAZZもピアノだけという静めな感じだったけども
(乳児とか子連れの方々もいらっしゃいました)

残念だけど、どのお料理も特出しているものがなく
2回目はいいかな、行かなくて。
って感想でした。

2人で行くなら割烹オススメよ
と聞いていただけにハードルが高くなっちゃったのかも。
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